薄着で冷え性と体質改善(実践中)

更新日 2013.2.6

流行りの冷え取りは本当に良いのか?

靴下を重ね履きするなどの「冷え取り」が流行ってますね。私は極度の冷え性なので、冷え取りを実践していました。靴下重ね履き、夏でもレギンス(スパッツ)に腹巻、下半身を徹底的に守る。たしかに冷えてるより温めたほうが調子がいいです。それに長年苦しんでいた生理痛が軽くなり、冷え取りの効果は抜群だと思いました。

冷え取りを続けていると、どんどん冷えに敏感になります。少しでも冷えを感じてはまずいと重ね着が増えます。さらに、妊娠してからはますます厚着になりました。冬の家着はこれくらい↓着ていました。

<上半身>
・ヒートテック系のババシャツ 2枚
・タートルネックカットソー
・タートルネックフリース
・フリースジャケット
・ネックウォーマー

<下半身>
・お腹すっぽりパンツ
・厚手レギンス
・膝までのもこもこ腹巻パンツ
・裏地フリースのズボン
・もこもこレッグウォーマー
・絹5本指靴下
・綿5本指靴下
・ウール靴下

暖房費節約のため、かなり厚着です。これで身体はぬくぬくなんですが、手足の指は冷たいまま。足湯、温冷水浴、グーパー運動などを試しましたが、1時間もすれば冷え冷えです。毎年恒例のしもやけ(足)に加えて、今年は手までも。ある時からは、右手の小指だけが1日中冷たいという状態になりました。(特別な病気ではないようです)

そんなある日、50代でも30代に見えるという南雲吉則医師の健康法を知りました。やたらとメディアに出ているのでどうかなという気持ちがありましたが、言っていることはまともで納得できるものでした。「冬でも薄着、薄布団で寒くない」「人は恒温動物なので寒さに慣れる」「首、腕、太ももが冷えると身体を温めるセンサーが働く」

どんなに厚着をしても末端が冷え冷えの私。あれ?もしかしてまちがってる?

さっそく薄着に!

薄着についてネットや本で調べました。そして、厚着という過保護は身体の暑さ寒さに対する機能を弱めることがわかりました。

薄着こそ本当の体質改善だ!身体を甘やかすのではなく鍛えるのだ!ということで翌日から薄着を始めました。南雲医師に従い、首、腕、太ももは寒くし、お腹、足は温めることをポイントに、2日かけて以下のように減らしました。

<上半身>
・ヒートテック系のババシャツ 2枚 → なし
・タートルネックカットソー → 丸首カットソーに
・タートルネックフリース → 変更なし
・フリースジャケット → ダウンベストに
・ネックウォーマー → なし

<下半身>
・お腹すっぽりパンツ
・厚手レギンス → なし
・膝までのもこもこ腹巻パンツ → 1分丈腹巻パンツ 2枚
・裏地フリースのズボン
・もこもこレッグウォーマー
・絹5本指靴下
・綿5本指靴下 → なし
・ウール靴下 → なし

ぴったりと肌を覆い保温していたババシャツとレギンスを脱いだことが革命的で怖かったのですが、初日から意外と大丈夫でした。スースーするものの、想像していたより寒くありません。今までほんと過保護過ぎたなぁと反省しました。お散歩に出ても大丈夫で、寒いときは早歩きをするなどで対処しました。
※妊婦のためお腹の冷えは厳禁で、外出時は腰にカイロを貼りました。

薄着を始めて2ヶ月。いちばん寒い1〜2月もこのまま乗り越えられそうです。ちなみに、足のしもやけが治りました。

乾布摩擦も

※乾布摩擦は1ヶ月ほどで面倒になって挫折しました。

薄着と同時に乾布摩擦も開始。冬の冷気に素肌を晒すなんて、今までは着替えの際の1分ほど。その瞬間ですら「ひょえ〜〜さむ〜〜〜い」と震えていました。それが、5分以上も裸でいるんです。気温は10度以下。初日は辛かったけれど、2日目からは冷気が心地良く感じてびっくりしました。意外に早く慣れるものです。

乾布摩擦について調べたことと、自己流との合わせ技をご紹介します。
・身体は2週間かけて慣れていく。初めはムリをせず暖房の効いた部屋で。
・全身裸にならなくても、上半身と下半身は別々に脱いで良い。
・乾いたタオルで強すぎず弱すぎず、鳥肌が消える程度にこする。
・首元〜胸元はリンパがあるので念入りに(優しく)すると美容にもいいかも。
・みぞおちから下腹までこすると、胃の調子が良い気がする。

参考リンク