何もしない美容法 〜何もつけない・顔を洗わない・髪を洗わない〜

更新日 2013.4.7

目次

髪を洗わない。週1回洗髪

作家の五木寛之さんが年4回しか髪を洗わないことを知り、ふつふつと興味が沸きました。私はちょうど会社を辞め、妊娠中のためしばらく引きこもる予定。季節は秋。やるなら今しかない!ということで、「髪を(極力)洗わない」を実践開始しました。

シャンプーはもともと使わない

実践前の状況です。
・洗髪はガスール(粘土)。数年前からせっけんシャンプーすら使っていない。
・夏以外、洗髪は2日に1度。2日目は少し痒いけど問題なし。
・洗髪後、ドライヤーの際に椿油1滴を髪全体に伸ばし、さらつや効果。
・やや乾燥肌で敏感肌。
・湯船には毎日浸かる。

結論:1ヶ月で慣れる

髪を洗わない

洗髪のサイクルは6〜7日。これに1ヶ月ちょいで慣れました。
そしてその変化は・・・

・髪つやつや。椿油は不要に。
・お風呂がらくちん、短時間で済む。
・髪を乾かす手間がなく、お風呂上りにすぐ寝れる。冬には良い。
・ガスールやお湯の使用量が減ったので節約にも。

家族の理解も重要かもしれません。うちの夫は幸い、何も言わず見守ってくれています。
一般的には「不潔すぎて考えられない、一緒に暮らせない」という意見もあるようで、それだと大変ですね。

詳細:実践記録

週1回の洗髪を目指しているので、洗髪するごとに「週」とします。

1週目
2日に1度の洗髪に慣れているので、2日目以降は痒さとの戦い。5日目で痒さ限界のため洗髪。秋で涼しいためか、髪のべたつきはあまりなし。洗髪後、フケが髪に絡む。ドライヤー、指、ブラシでどうにか落とす。

2週目
少し慣れたのか、痒くなるタイミングが1〜2日遅れてくる。頭皮は全体的に乾燥気味。人と会うために5日目で洗髪。洗髪後のフケの多さは変わらず。

3週目
1〜2mmの大きいフケが目立つ。6日目で痒さ限界、洗髪。洗髪後に頭皮の乾燥を感じる。

4週目
圧倒的にフケが減る。たまにぽろっと髪に絡む程度。2日目以降は脂が少しずつなじむのか、髪はつやつや。椿油は必要なし。4日目まで痒みは余裕。6日目が痒さ限界で洗髪。

5週目
6〜7日に1度の洗髪サイクルに、完全に慣れる。 フケはかなり治まり、髪を梳く際に時々発見する程度。ブラシでさっととれるので問題なし。

季節ごとの状況

週1回洗髪に慣れてからの、季節ごとの状況です。


髪のべたつき、痒みともに、5日目頃から。


頭皮の乾燥が目立つ。乾燥してかさぶた状に浮き、しまいにフケとなって髪に絡む。つまりフケが増える。対策としては馬油を塗り乾燥を落ち着かせている。

顔を洗わない(角質培養)

「髪を洗わない」と同時に「顔を洗わない」も始めました。流行の?「角質培養」と似たようなものです。

状況

今まで
・外出時はポイントメイクのみで、肌に塗る系はナシ。
・ポイントメイクは椿油で落とす。
・夜の洗顔はガスール、その後は何もつけずに寝る。
・朝は水で洗顔、その後はヘチマ水で保湿。
これを2年ほど続け、乾燥肌がかなり改善し毛穴がやや小さくなりました。今回は「夜のガスール洗顔」をなくします。

これから
・夜の洗顔はぬるま湯を顔にかけるだけ。
 初めは指で撫でていたのですが、それだけでも乾燥&皮剥けするので止めました。
・朝の洗顔は水で目やにを落とすだけ。
・朝も夜も、何もつけない

結論:真冬なのにつるすべ

初めは皮剥けがひどかったものの、1ヶ月ほどで落ち着きました。鼻と頬の毛穴は、明らかに小さく目立たなくなりました。今は2ヶ月経過し、真冬なのに肌がつるすべです。頬も鼻もおでこも、ちょうどいい水分と油分を保っている感じです。すばらしい!

実践記録

顔を洗わない

初めの1週間は、ところどころ白いかさぶた状に。化粧水で保湿していたときは目立たなかったけど、「弱っていた部分」の角質が育っていると思われます。剥がしたくなる衝動を抑えるのが大変でした。アゴのコメドも成長。

顔を洗わない

2〜3週間で皮剥けは落ち着き、新しい肌に。薄いシミになってしまっていますが、治るかな・・・

顔を洗わない

小鼻のかさぶたは何度か剥がしてしまい、なかなか改善しませんでした。毛穴がすごい開いてるけど、今はもっと小さいです。

2ヶ月ほど経過し、毛穴が目立たなくなってきました。

リップクリームをつけない

かねてからやってみたかったことです。 だって、小学生の頃からずーっと、20年以上も毎日毎日塗っていて、リップがなければ1日といられないんです。これは絶対におかしい。不自然だ。つけない人(両親や夫)は何もつけないでいられるのに。ということで、「リップクリームを使わない」を実践です。

状況

今まで
・ロゴナ(ドイツのナチュラルコスメメーカー)のリップクリーム使用
・超敏感唇。合うリップや口紅はめったにない。
・唇は白紫色。口紅をつけないと体調を心配される。

これから
・リップクリームをつけない
・人と会う時は薄〜くつける

結論:冬でもリップなしでいられる

・初めの1ヶ月は、唇を舐めては乾き舐めては乾きの繰り返し。薄く皮剥け。口を開けると裂けそうなので、基本おちょぼ口。
・初めてからすぐに唇の色が自然な赤に。炎症かと思ったが、今でも変わらず健康的な赤。
・2ヶ月あたりから舐める回数が減る。舐めてもそれほど支障なし。基本的にカサつき気味。伸縮性がつき、笑っても裂けなくなった。

3ヶ月ほど経過した今、真冬なので乾燥気味ですが、リップは塗らないでもいられます。20年も依存していたわりには、早い脱出です。

何もつけない(化粧水だけ)

※下記は以前の状況です。現在は「顔を洗わない(角質培養)」のとおり、化粧水もガスールも使っていません。

「何もつけない美容法」(該当サイトは閉鎖)に共感し、1年ほど何もつけない(化粧水だけ)を実践。皮脂分泌力がだいぶ整ってきました。

今まで
1.純石鹸で洗顔
2.ガビガビに乾燥
3.納豆化粧水で保湿
4.馬油でフタ
5.しっとりクリームファンデ
6.しっとりルースパウダー
と、保護しまくりなのに慢性的に乾燥を感じていて、会社の空気が乾燥しているからだと思っていました。

現在
朝:
1.目だけ水で洗う。※分泌された皮脂をとらない
2.ヘチマ水で保湿。
3.肌に塗る系は全廃し、アイメイク、チーク、口紅のポイントメイクのみ。
4.粉をふいているところだけ、納豆化粧水で保湿。

夜:
1.ポイントメイクをオリーブオイルで落とす。
2.ガスールとぬるま湯で洗顔。
3.何もつけずに寝る。※皮脂分泌を促す。

特別ケア:
1.鍋に熱湯を入れバスタオルをかぶり、5〜10分スチームパック。
2.いつもどおり洗顔
3.化粧水代わりに純米酒をつけて寝る。
4.朝、つるすべ!

結論:洗顔後、何もつけないでいられる

2〜3ヶ月で乾燥肌がかなり改善し、洗顔後に何もつけなくてもいられるようになりました。冬はところどころ粉をふきますが、化粧水だけでどうにかなる程度。以前は、冬に化粧水1本でいられるなんて、考えられなかった・・・

毛穴も若干縮み、目立たなくなりました。以前は見本になるようなオレンジスキンのほっぺたと、鼻の頭のブツブツがひどかったので、気づいたときは感動でした。30歳を過ぎて諦めていたので。ただし、この毛穴を保つにはお風呂での発汗が重要です。お風呂にしっかり浸かっていないと、すぐに毛穴が目立ちはじめます。